「モニター募集したいけど、どうやって集めたらいいかわからない…」
「SNSに投稿してみたけど、全然反応がなくて…」
そんなふうに、起業準備中の段階で「モニター集め」で立ち止まっている方は、実はとても多いんです。
この記事では、初めてモニターを募集する方でも安心して進められる5つの方法とポイントを、やさしく丁寧にお伝えしていきますね。
焦らなくて大丈夫です。あなたのサービスを待っている人は、きっといますよ。
1. なぜ起業準備に「モニター募集」が必要なの?
モニターってどんな意味?役割は?
モニターとは、あなたの商品やサービスを実際に試してもらい、その体験を通して「率直な感想」や「改善点」を教えてくれる、協力者のような存在です。正式に販売を始める前のテスト段階で、そのサービスを客観的に見てくれる人とも言えます。
たとえば、あなたが初めてオンライン講座をつくったとします。モニターさんは、受講者としてその講座に参加してくれ、「説明がわかりやすいか」「内容に抜けや無理がないか」などを教えてくれます。これは、サービス提供者としての経験がまだ少ない起業初期にとって、とても心強い存在になります。
また、単に体験してもらうだけでなく、サービスの魅力を発見してくれる存在にもなります。自分では気づかなかった「良いところ」や「伝わりにくい部分」などが見えてくるので、サービスの改善やブラッシュアップに大きく役立ちます。
実績ゼロのサービスでも信頼を得る第一歩
起業したてのころは、どうしても「実績がない」「他の人の声がない」という理由で、お客様からの信頼を得るのが難しいものです。そんな時にモニターの存在が、あなたのサービスにとって大きな助けになります。
実際にモニターの方から「この部分がとても役に立った」「こんな風にサポートしてもらって安心した」といった感想をもらえれば、それをホームページやSNSで紹介することができます。これはいわば「お客様の声」という証拠になり、初めての人に安心感を与えます。
また、相手にとっても「無料または特別価格で体験できる」というメリットがあるため、参加のハードルも低く、互いにメリットのある関係を築けます。信頼は一歩ずつ、こうした小さな積み重ねから始まります。
お客様目線で改善できる貴重なチャンス
モニターからのフィードバックは、起業家にとってとても貴重な財産です。実際にサービスを使ってもらうことで、頭の中だけでは気づけなかった課題が、リアルに見えてきます。
たとえば「説明が途中でわかりづらかった」「この部分で不安になった」といった声があれば、それはサービス設計を改善するためのヒントになります。リリース後にそういった指摘が来ると、信頼を失うリスクもありますが、モニター段階であれば安心して修正できます。
さらに、こうした改善を重ねることで、「より満足度の高いサービス」に育てることができます。モニターの声をきちんと受け止める姿勢は、将来的なお客様との信頼関係にもつながっていきます。まさに、起業家としてのスタートラインに立つための、学びの宝庫と言えるでしょう。
2. モニターはどこで集めればいいの?
SNS(Instagram・Xなど)で集める方法
SNSは、誰でも無料で始められるモニター募集の手段として非常に効果的です。Instagram、X(旧Twitter)、Facebookなどのプラットフォームでは、あなたのサービスに関心を持つ人と直接つながることができます。
特に効果的なのが、ハッシュタグを活用する方法です。たとえば「#モニター募集」「#体験セッション」などのタグを使うことで、同じような内容に関心のあるユーザーのタイムラインに投稿が表示されやすくなります。また、画像や動画を添えることで目に止まりやすくなり、より反応が得やすくなります。
投稿の際に大切なのは、「誰に向けた募集なのか」を明確に伝えることです。「こんな悩みを持っている方へ」「こういう方に体験してもらいたい」というように、対象をはっきりさせることで、あなたのサービスにぴったりの人に届きやすくなります。
クラウドソーシングや募集サイトを使う方法
SNS以外に、より確実な募集方法として活用できるのが、クラウドソーシングやスキルシェアのサービスです。たとえば「ココナラ」「クラウドワークス」などは、スキルを売り買いする人が集まる場なので、意識の高いユーザーが多く登録しています。
これらのサイトに「体験モニター募集」として出品することで、報酬が発生する前提で協力してくれる人を集めることができます。たとえば、「フィードバック込みで500円」「レビューを書いてくれる方優先」といった条件を明示することで、真剣にサービスを体験してくれる人と出会える可能性が高まります。
また、レビューがたまることで他のユーザーからの信頼も得られるため、モニターをきっかけに正式な顧客につながることも少なくありません。
既存の知人・紹介を使う場合のコツと注意点
モニター募集と聞いて、最初に思い浮かぶのが「身近な人に頼んでみる」という方法かもしれません。実際、友人や家族、起業仲間に体験してもらうことは、とても自然な第一歩ですし、信頼関係があるので話も通じやすいというメリットがあります。
ただし、知人だからこそ遠慮してしまって、フィードバックが曖昧になったり、厳しい意見がもらえなかったりするケースもあります。そこで大切なのが、「今回はあくまで練習として協力してもらいたい」「本音で改善点を教えてほしい」と、前もって伝えておくことです。
また、相手の負担にならないように、「時間は30分だけ」「アンケートは3問だけ」など、具体的な所要時間や内容をはっきり提示しておくと、気持ちよく引き受けてもらえる可能性が高くなります。
3. 募集しても集まらなかった時の原因と見直しポイント
よくある3つのつまずき
モニター募集でよくあるつまずきには、いくつか共通する原因があります。
- 誰に向けているかわかりにくい
「どなたでもOK」「興味がある方どうぞ」というような広すぎる表現は、かえって対象が絞れず、誰にも刺さりにくくなります。「30代女性で育児中の方」や「はじめてZoomを使う人」など、ある程度具体的に対象を設定したほうが反応は良くなります。 - メリットが伝わっていない
モニター募集において、体験者にとっての「得すること」が見えないと、参加の動機になりません。「どんな体験ができるのか」「どんな変化が得られるのか」を、具体的に書き出しましょう。 - 反応を待つだけでアプローチがない
投稿した後に誰かが来るのをただ待つだけでは、なかなか反応が得られません。「気になる方に個別でメッセージを送る」「LINEに案内を送る」など、自分から動いてみることも大切です。
「伝わっていない」文章の書き方
SNSやブログでのモニター募集は、文章の書き方一つで応募率が大きく変わります。「モニター募集します」だけでは内容が見えず、誰も申し込みたくなりません。
読者は常に「自分に関係あるのか?」「これって自分に必要なのか?」という目線で投稿を読んでいます。ですから、「どんな悩みを持っている人に向いているか」「その人が体験してどう変わるのか」「安心して申し込めるかどうか」がしっかり伝わることがとても大切です。
たとえば「はじめてZoomを使うのが不安な方へ。パソコンが苦手な方にもやさしく丁寧にサポートします」といったように、読み手が自分のことだと感じられる言葉で伝えるのがコツです。
投稿タイミングと頻度を変えてみる
SNSでは、投稿する時間帯や頻度によって見てもらえる確率が大きく変わります。一度だけ投稿しても、フォロワー全員に届くとは限りません。むしろ、見逃されてしまうことのほうが多いです。
理想的には、朝(7〜9時)、昼(12時前後)、夜(21時前後)など、生活の中でスマホを手に取りやすい時間帯を狙って、複数回投稿するのが効果的です。
また、1回ごとに内容を少し変えることで、「今回はちょっと気になるな」と思わせることができます。同じ文ではなく、伝え方に変化をつけることも大切です。
4. どんな風に声をかければいい?募集文のコツと例文
反応が増える「言い方」の工夫とは?
人は、「お願いされる」と自然と協力したくなる心理を持っています。ですので、「モニター募集!」とだけ書くよりも、「ご協力いただける方を探しています」「サービスを一緒に育ててくれる方を募集しています」といった、やわらかく共感を呼ぶ表現のほうが反応がよくなります。
また、「先着3名」「12月○日まで」など、期間や人数の限定を添えると「今なら参加しやすい」という気持ちが働きます。あくまで自然体で、でも気持ちが動く言い方が大切です。
あなたが「なぜこのモニターを募集しているのか」「どんな人の役に立ちたいと思っているのか」といった気持ちを添えることで、信頼と共感を呼びやすくなります。
実際の募集文サンプル(SNS投稿用)
以下は、初心者の方でもすぐに使えるSNS用のサンプル文章です。読み手が「これは自分に関係ありそう」と思えるよう、対象や特典を具体的に示しています。
【無料モニター募集(あと3名)】
起業準備中の〇〇が提供する「〇〇サービス」の体験者を募集しています。
✅こんな方におすすめ:〇〇で悩んでいる方、〇〇を学びたい方
✅体験内容:60分の個別セッション+アンケート回答
✅特典:通常〇〇円相当の内容を無料で体験いただけます
✅募集人数:3名(〇月〇日まで)
✅申込方法:DMまたはLINEで「モニター希望」と送ってください
※オンライン対応です。全国どこからでも参加可能です。
LINEやDMでの案内文サンプル
SNS投稿だけでなく、気になる方に個別でお声がけするのもとても効果的です。以下は、LINEやDMでのやさしい案内文の例です。
こんにちは。〇〇をサポートしている〇〇と申します。
今、起業準備中で新しい〇〇サービスのモニターを募集しています。
もしご興味があれば、ぜひ体験していただけないかと思いご連絡しました。
【内容】〇〇(例:Instagramの基本操作サポート)
【時間】60分(Zoom対応)
【費用】モニターのため無料(簡単なアンケートあり)
【特典】〇〇(例:Canvaで作れるチラシテンプレートをプレゼント)
ご負担にならない範囲で大丈夫ですので、気になったらお気軽にお知らせください。
5. モニター後にトラブルを防ぐために気をつけたいこと
「モニター規約」をつくると安心
モニターに協力してもらう際は、簡単な「モニター規約」を用意しておくと安心です。Wordやメモ帳にまとめた簡単なもので十分ですが、明文化しておくことで後々の誤解やトラブルを防げます。
例としては「無料体験であること」「提供内容は〇〇に限ること」「体験内容を他言しないこと」などを記載しておくと、参加者も安心して協力できます。ルールをあらかじめ伝えておくことで、お互いに気持ちよく進めることができます。
「無料」とはいえ、お願いの範囲は明確に
モニターに参加してもらうにあたって、どこまでの協力をお願いするのかは明確に伝えておきましょう。無料だからといって無制限にお願いをしてしまうと、相手に負担をかけてしまいます。
「60分の体験セッション」「終了後のアンケート記入」「感想をもらう」など、内容を具体的に示すことで安心して参加してもらいやすくなります。また、「任意項目」としておく配慮も大切です。
クチコミや紹介をお願いする際の注意点
体験後の感想をSNSやブログに紹介することで、新たな信頼の材料になります。ただし、その際は必ず本人の了承を取るようにしてください。
「名前を出してもよいか」「顔写真を載せてもよいか」など、個人情報の扱いについて丁寧に確認し、トラブルにならないよう配慮することが大切です。紹介する前に、「このような形で載せたいのですが大丈夫でしょうか?」と確認しましょう。
6. モニターからのフィードバックを活かすには?
質問例と回収の方法(Googleフォームなど)
モニターの声は、サービス改善に役立つ貴重な情報です。Googleフォームなどを使って、以下のようなシンプルな質問を用意すると良いでしょう。
- 一番印象に残ったこと
- もっとこうしてほしかった点
- 他の人にもおすすめしたいと思うか
紙のアンケートやPDFでも大丈夫です。回答しやすい形にして、「本音で書いてくれて構わない」と伝えると、より質の高いフィードバックがもらえます。
意見をそのまま鵜呑みにしない工夫
モニターの意見はありがたいものですが、すべてをそのまま受け入れる必要はありません。たとえば、「少し物足りなかった」と言われても、それが他の人にも共通するのか、一人だけの感覚なのかは分かりません。
意見を傾向としてとらえ、「多くの人にとってどうすればもっと伝わるか」という視点で受け取ると、ブレずに改善につなげやすくなります。
フィードバックを改善につなげる3つの視点
フィードバックを活かすには、以下の3つの視点を意識すると効果的です。
- 説明や導線がわかりづらくなかったか?
- 内容に偏りがなかったか?
- 相手の感情に寄り添うポイントはどこだったか?
これらを意識して見直すことで、次のステップに向けた大きなヒントになります。
7. 実例紹介
「募集文すら書けなかったけど、聞ける人がいて安心でした」(M様)
最初は、「募集文ってどう書けばいいの?」「何から始めていいのか全然わからない」と戸惑っていたM様。そんな中、サポートを受けながら、ひとつずつ文章の組み立て方や伝え方を学び、自信を持って発信できるようになりました。
「何度も丁寧に教えてもらえて、ほんとうにありがたかった」と話してくださった言葉が印象的です。
「ブログやZoomも怖かったけど、丁寧に教えてもらえて挑戦できた」(A様)
パソコンが苦手で、「ブログを書くなんて無理」「Zoomに出るのも怖い」と感じていたA様。最初は緊張されていましたが、操作を一緒に確認しながら少しずつ前に進むことで、大きく変化されました。
今ではイベントに登壇するほどに成長され、「自分にできることがこんなにあったんだ」と喜ばれています。
8. 起業準備中の不安は、ひとりじゃない
起業準備中は、「自分なんかがやっていいのか」「ちゃんと伝わるか不安」と感じる場面がたくさんあります。でも、それはあなただけではありません。
不安や迷いは、行動している証拠です。少しずつで大丈夫。できることを一歩ずつ積み重ねていけば、必ず前に進んでいけます。
あなたの届けたいサービスや想いを、必要としている人にきちんと届けられるよう、これからもサポートしていきます。

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